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こんにちは。
今回は、氷山の一角と言われている根治しない病
【COPD】(慢性閉塞性肺疾患) についてお伝えします。
40代男性が直面する肺気腫の恐怖
40代の男性が直面する可能性のある健康問題、
COPD(慢性閉塞性肺疾患)肺気腫について話しましょう。
COPDは、慢性閉塞性肺疾患
（Chronic Obstructive Pulmonary Disease）の略で、
これは肺の中の肺胞が破けてしまい
呼吸が困難になる病気です。
以前は肺気腫と呼ばれていました。
喫煙者や喫煙者の副流煙を長期にわたり吸ってきた人、
長期間PM2.5などの大気汚染にさらされている人々に見られます。
例えば、40代の男性がCOPDに直面する可能性が上がるのは、
成人してから20年間、毎日20本喫煙してきたことが、
COPDの疑いのボーダーライン的な指数になります。
40代男性が仮にCOPD・肺気腫と診断されれば、
定年の70歳まで30年間と長期間、
COPDの症状を背負った状態での労働となり、
人生の終わりを迎えるまで付き合っていくことになります。
本来は60歳くらいから症状が出はじまり、
発覚する人数が増える病ですが、
20年も前倒しでCOPDになってしまうと、
仕事にも支障をきたす職種もあり、
転職も視野に入れなければならない状況になるケースがあります。
COPD・肺気腫について考えてましょう。
COPD・肺気腫の症状
肺気腫の症状は、初期段階ではほとんど現れません。
病状が進行すると、次のような症状が現れます。
○ 呼吸困難・息苦しい
○長期的な咳・たんがよく出る
○ 呼吸時の胸の圧迫感 など、
これらの症状が現れた場合、医療機関を受診することを強くお勧めします。
肺のレントゲンで再検査になると、
COPD・肺気腫・肺がんなどの疑いが浮上します。
先にもお伝えした、1日20本×20年間の喫煙歴のある人は、
肺がん健診をピンポイント検査するのもいいことです。
COPDの恐怖
では、なぜCOPDが恐ろしいのでしょうか。
それは、この病気が進行すると、
日常生活の一部である呼吸が困難になるからです。
COPDになる前は無意識の状態で呼吸してきましたが、
症状が発覚すれば、無意識ではなく呼吸を意識することになり、
精神的にも疲れを感じることもあるかもしれません。
息切れが苦しいからと、肺に負荷をかけない生活をすると、
肺機能がどんどん低下していきます。
大きく膨らんでいた肺と言う風船が小さくしか膨らまなくなったら、
吸い込める酸素量もすくなくなり、
全身に十分な酸素をおくることができなくなってきてしまいます。
体を動かす活動をすることも食事をすることもだんだんと苦しくなり、
酸素吸引が必要になってきます。
末期の症状になると、
寝たきりの状態になり、家族のサポートが必須になる恐怖の病です。
COPDは完全に治すことはできませんので、
適切な治療と生活習慣の改善により、
症状の進行を遅らせ、生活の質を向上させることは可能です。
COPDの対策
COPD・肺気腫の対策は、
主にライフスタイルの改善と医療的な治療に分けられます。
まず、喫煙は肺気腫の最大のリスク因子です。
喫煙をやめることで、肺気腫のリスクを大幅に減らすことができます。
また、健康的な食事と適度な運動も、
肺の健康を維持するのに役立ちます。
医療的な治療には、薬物療法や酸素療法、
場合によっては手術が含まれます。
これらの治療は、症状を和らげ、
日常生活の質を改善するのに役立ちます。
では、COPDの予防と対策は何か、という問いに答えましょう。
喫煙はCOPDの最大のリスク因子なので、
喫煙をやめることが最も重要です。
また、大気汚染の影響を最小限に抑えるために、
可能な限り清潔な空気のある場所で生活することも重要です。
さらに、定期的な運動と健康的な食事は、
肺の健康を維持し、COPDのリスクを減らすのに役立ちます。
また、肺炎やインフルエンザなどの呼吸器感染症を避けるために、
予防接種を受けることも重要です。
●昨年2022年のコロナウイルスの感染により、
一気に増悪の症状になってしまい、肺気腫の近所の50代男性が
亡くなられました．．．
もしCOPDの症状が現れたら、すぐに医療機関に相談し、
適切な治療を受けることが重要です。
これにより、症状の進行を遅らせ、
生活の質を維持することが可能になります。
COPD・肺気腫と向き合う希望
COPD・肺気腫は、確かに恐ろしい病気です。
しかし、適切な対策と治療を行えば、
日常生活を送ることは十分可能です。
また、医療技術は日々進歩しています。
10年後、20年後には新しい治療法が開発される可能性もあります。
COPD・肺気腫と診断された場合でも、
絶望せずに前向きに生活することが大切です。
以上、40代男性が直面する肺気腫の恐怖についてでした。
みなさんの健康と幸せを心から願っています。
1日5分の肺活で肺機能低下を遅らせましょう
