- 建築資材の配送の仕事に向いている人はどんな人なんだろう?
- 建築資材って重い荷物を運ぶの?
- 未経験でオートマ限定の免許でも大丈夫なのかな?
わからないことや不安に思っていることがあると、配送ドライバーの仕事に興味を持っていても、なかなか行動に移せないですよね。
よくわかっていない思い込みのままで、配送ドライバーの仕事に転職してしまうと、事故やケガをしてしまう可能性があります。
たとえば、ずっと腰の痛みをガマンして病院にも行かないで仕事を続けた結果、腰の痛みの原因がヘルニアだとわかりました。
病院で検査を受けたときにはヘルニアが悪化した状態になっていたという事例が実際にあるのです。
「こんなことになるのなら、手積み手下ろしのない配送ドライバーの仕事を考えればよかった…」と、ケガをしてからでは悔やんでも悔やみきれないですよね。
ヘルニアの痛みを背負って仕事をすることは、プライベートにも支障がでてしまい本当につらいことです。
建材配送の仕事の内容を知ることで、建材配送の仕事に向いているのか?向いていないのか?を、判断できるようにまとめました。
この記事を読むことで、あなたの新たなスタートのきっかけになれば幸いです。
建築資材の配送はどんな仕事内容なのか?
建築資材のどのジャンルのものを配送するのかによって、仕事内容も就業時間帯もガラッと変わってきます。
まずはどのような建材があるのかを知ることで、ものづくりの建築業界のなかでの建材配送の役割をみていきましょう。
- 配送する建築資材のジャンルを知る
- 建築資材ドライバーの仕事の流れ
- 何の建材を運ぶドライバーになるのか?
- 失敗しない積み込みのやりかた
- 失敗しない配送のやりかた
- 配送以外にやることは?
配送する建築資材のジャンルを知る
- 木材:住宅に使われている木材のプレカット・ベニヤ板・野縁・胴縁・無垢材などの配送。
- 電気資材:ケーブルやスイッチコンセント・照明器具・換気扇・TVアンテナなどの商品の配送。
- 屋根瓦・板金屋根:瓦やコロニアル屋根材・雨どい・長尺のガルバリウム鋼板材の配送。
- 外壁材:外壁材は窯業系・金属系・サイディングの配送。
- ガラス・サッシ:アルミサッシ・網戸・複合ガラス・玄関ドア・シャッターの配送。
- リビング建材:床材・室内窓枠・ドア枠・ドア本体・階段・クローゼット・収納棚などの、室内に使用されるリビング建材、リビ建の卸業者が配送をします。
- 石膏ボード:リビ建を配送する業者または、石膏ボードに特化した業者が配送します。
- 住宅設備:住設と約されており、キッチン・バス・トイレ・洗面台・エアコン・エコキュートなどの設備機器を卸業者が配送します。
- 水道管:上下水道管や排水マス・浄化槽はメーカーまたは卸業者が配送します。
- 外構・エクステリア:外構に使うブロックやフェンス・カーポート・庭木・砂利などは、卸業者か施工業者が配送します。
- 生コン・左官:住宅や建設の基礎・駐車場・土間などで使われる生コンは、ミキサー車または圧送車で配送します。外壁モルタルやタイルなどの材料もあります。
このように、建築資材といっても数多くのものがあります。
どのような商品をあつかっている会社なのかがわかれば、何を配送するのかだいたいのイメージができたのではないでしょうか。
次は、配送ドライバーの1日の仕事の流れをみていきましょう。
建材配送ドライバーの仕事の流れ
アルコールチェック・作業指示書や納品書をチェック。
トラックのオイル漏れやパンク・車検期間の確認・走行距離の確認などのチェック。
前日につみこんでいれば積荷のチェック
当日に積み込むときは、納品書を確認しながら積み込みます。
取引先や作業現場へ荷物を配送します。
会社に戻ってお昼休憩することもあれば、お昼をまたいでの配送のときは、
コンビニや道の駅などで休憩。
午前中に入荷した商品の仕分け確認。
午後の配送先の積み込み。
16時頃までに配送を済ませて会社に戻ります。
翌日の積み込みがあれば積み込みをします。
なければ、入荷した商品の確認や仕分け作業。
倉庫の片付け清掃や洗車。
配送した伝票や作業日報を提出して退社します。
建材配送の1日の仕事の流れになります。
建築資材だけではなく、他の業種の配送業務でも昼間に配送をするドライバーの仕事であれば、このような作業の流れが一般的になっています。
何の建材を運ぶドライバーになるのか?
- 住宅設備・リビング建材を扱う建築資材の総合卸業の配送。
- ガラス・サッシの配送。
- 電気資材の配送。
- コンクリート二次製品の配送。
- 材木・プレカットなどの木造製品の配送。
- 石膏ボード専門の配送。
- 屋根瓦専門の配送。
- 水道やその他の水回り・タイルなどの配送。
他にも建築資材や建設に関わるドライバーの仕事はあります。
現場に設置する仮設トイレの配送、現場の廃棄物を回収するドライバーの仕事なども人気です。
残業が少なく定時退社をしたいのなら、建築業に関わる配送がおすすめです。
ハウスメーカーの建築現場では、作業を夜遅くまですると周辺住民からの苦情・クレームになりますので、作業時間は18時までとルール化されています。
道路渋滞などで遅くなり、17時を過ぎて配送をするときは営業と元請け業者の指示にしたがうようにしましょう。
配送ドライバーは、16時半までには納品を完了することがベストですね。
運ぶ建材によっては業務内容が変わってきます。
手積み手下ろしの少ないフォークリフトや移動式クレーンを使っての積込み荷下ろしでは、体への負担がなく長く働くことができますので、運ぶ建材は慎重に決めましょう。
失敗しない積み込み・配送のやりかた
荷物の準備と積込みのやり方をかんたんに説明します。
作業予定表や伝票に指示されている配送先が5件なら、どのようなルートで配送するのかを決めてから積み込みの準備をします。
このときに、営業マンからの指示ではじめに配送してほしいお客さまがあるときは、効率よく配送できるルートの順番を考えることが必要です。
最後に下ろす荷物は、はじめに積込みこむことで、他の荷物を下ろすときの邪魔にならないのでスムーズな荷下ろしができますね。
次に、作業現場や企業への配送先では、配達した荷物を置く場所を必ず聞きましょう。
「ここ空いてるから、このスペースに納品しちゃお~」と、独断で搬入してしまうと…
「作業をするためにわざと空けておいた場所だぞ!」と、大工さんやスペースを空けていた職人さんに注意されてしまうことがあります。
せっかく運んだのに、別な場所へ荷物を移動をする二度手間になりますので注意しましょう。
やっかいなのは、現場を離れてからクレームの連絡が会社にくると、再び現場に戻り荷物の移動をやらされることもありますので、必ず資材の納品場所は確認するようにしましょう。
もし、現場に職人さんや現場監督が不在だったなら、担当の営業に連絡をして納品場所を確認するようにしましょう。
配送以外にやることは?
配送以外にやることは、主に荷物の準備や検品です。
担当の営業から配送依頼をされている納品書をもとに、商品の型番と納品書に記載されている型番と数量をチェックして、配送予定日ごとに段取りをしましょう。
他には、トラックの洗車や車内清掃・定期的な車両の点検や、当日入荷した商品の仕分けや倉庫の片付け清掃などが配送ドライバーの仕事ですね。
建材配送のメリット・デメリット
- 1人になれるメリット
- 運転中は遊び感覚になるメリット
- 職人さんと友達になれるメリット
- 重量物の手下ろしのデメリット
- 配送時間が不規則でスムーズに配送できないデメリット
- 残業代がはじめから給料に含まれているデメリット
建材配送のドライバーの仕事内容は、比較的に単純な作業です。
わたしが経験した製造業では、製品がベルトコンベアに乗ってドンドン流れてきて、その製品をひたすら箱詰めする単純な作業でしたが、時間が過ぎるのが長く感じて苦痛でした…
ロボットのように同じ単純作業をくり返すまでの単純作業ではありませんが、建材配送は難しい仕事ではないです。
では、どのようなことがメリットと感じられ、このような作業は嫌だなぁと感じるデメリットなのかをみてみましょう。
1人になれるメリット
電気資材を例にあげると、配線をブレーカーにつなぐ「端子」があります。
この端子ひとつがないために、「取引業者から急ぎで持ってきてほしい」と連絡がはいり、一円玉くらいの大きさの端子を一個だけもっていくこともあります。
この配送先の現場が片道30分はなれた現場なら、1時間のドライブを楽しめて、職人さんへ貢献していると感じられるメリットは大きくなりますね。
人間関係のストレスも少なく、運転をしているときは渋滞や時間に追われている状況でなければ、ストレスを感じることはないでしょう。
運転中は遊び感覚になるメリット
建材配送のドライバーのメリットは遊び感覚で仕事ができることです。
運転中は1人になれますので、Bluetoothの機能を使って車載ラジオの周波数をあわせることで、車のスピーカーで音楽を聴くことができます!
好きなアーティストの音楽を聴きながらノリノリで配送ができちゃいます。
YouTubeやオーディオブックで、好きなチャンネルや読みたい本を聴きながら仕事をしていると、遊びに近い感覚で1日があっという間にすぎていきます。
また、休憩はコンビニや海沿いのパーキングエリア、道の駅やお昼寝スポットなどなど好きな場所でランチをすることもできますね。
人によっては、ちょっとした休日感覚にもなります。
職人さんと友達になれるメリット
何度か配送にいってあいさつから、会話をしていくうちに仲良くなって友達になっていることがあります。
10時や15時の休憩のタイミングで配送にいくと、いっしょにコーヒーを飲みながらお茶菓子もいただいて楽しく会話をしていると、友達の家に遊びにきている感覚になっていることもあります。
職人さんと仲良くなると現場の荷下ろしを手伝ってくれたり、配送する荷物が抜けてしまっても怒られないで、次の日や、今週中に持ってきてくれればOKだよと言ってくれたりするのです。
ハウスメーカーの職人さんは個人事業で独立をしている社長さんが多くみられます。
仲良くなっていくと、プライベートで趣味の遊びやバーベキュー・飲み会などに誘われたりもします。
集まりに参加する人たちも社長さんばかりで、毎回ごちそうになったり、たくさんの知識を学べることがメリットですね。
重量物の手下ろしのデメリット
建材配送の仕事がきついと言われている理由で、ダントツ1位は「重量物の配送」と言われています。
力仕事が苦手な人や女性だけではなく、重い荷物を何度も運ぶ作業は極力やりたくはない仕事ですよね。
たとえば、住宅のフローリング材を30坪を現場に配送するとします。
大工さんの指示で「リビングに15坪、2階に15坪を荷あげして」なんてことになると、大工さんも手伝ってくれますが、2階への荷あげは大変です。
電材の厚鋼管やケーブルラックの配送は、3〜4メートルと長く重いです。
現場の職人さんが手伝ってくれない業者は最悪です…
サッシはガラスがペアガラス~トリプルガラスの時代になってきて、重くてキツイですね。
セメント25㎏を50袋や重量ブロック・外壁サイディングの手下ろし配送は、メーカー直送にしてほしいといつも思っていました。
結論、高齢になったときにも重量物を配送することになるので、体力に自信のある人・体を動かすことが好きな人・老化による筋力の低下を阻止したい人にはメリットです。
重量物を運ぶことが、きついと感じる人には体への負荷やヘルニアなどのケガにもつながりますので、長い目でみるとデメリットになります。
配送時間が不規則でスムーズに配送できないデメリット
配送時間が不規則でスムーズに荷下ろしができないデメリットがあります。
ごくまれにですが、営業マンと元請け業者との連携ミスなどにより、大きなゼネコンの現場側と配送業者との連携がとれていないことがあるのです。
クレーン車(レッカー)による荷あげの順番待ちの搬入作業によって、朝一番で荷下ろしをして帰社できると思っていても、他の作業でクレーンが使用されており予定通りに荷下ろしできないことがあります。
作業現場の規則で10時の休憩があり、この休憩をはさんでからクレーンでの荷下ろしが再開されるので、完全に荷下ろし作業が終わるのは11時なんてこともあるのです…
また、地場回りの建築現場への配送では、職人たちの車がいっぱい現場にとまっていて、トラックを現場に横付けできないケースがあります。
このようなときは離れた場所から建材を運ばなければならないのです。
雨が降っているときは最悪ですね…
このように、建材配送は作業現場の状況によって、スムーズに配送ができないことがデメリットになります。
残業代がはじめから給料に含まれているデメリット
残業を1分たりともしたくない人にとっては、建材配送の仕事はデメリットです。
職人さんやお客さまが取り付ける材料がなければ現場は止まってしまいますので、建材は配送の仕事は作業現場に合わせるように配送することがあります。
たとえば、現場に朝一番で現場に配送するときは、現場まで片道40分とします。
そうすると、会社には1時間前には出社して、アルコールチェックや車両チェック・積荷のチェックを済ませて出発します。
会社にもよりますが、早出残業手当がつかない会社や、30分単位で手当がつく会社、1時間単位で手当がつく会社、基本給に20時間ぶんの残業代が含まれているなどと、会社によって手当てはバラバラです。
このように、残業代がコミコミの給料で、残業代が支払われないグレーな条件の仕事は、配送ドライバーの業界ではよくあることですので、必ず労働条件を確認しましょう。
そのほかでは、事故による道路渋滞や災害による迂回や、トラックの故障時のレッカー待ち時間後の配送などと、大きく配送時間をロスをすることもあります。
そのようなときの残業代の対策として、残業が40時間に満たなくても40時間分の残業代として支払うという「みなし残業」 の会社が多いのです。
もし、残業を40時間分やらなかったとしても、支払われる手当ですので、残業をしない月はメリットでもありますね。
ですが、ここに落とし穴があります。
基本給を、みなし残業代を支払う金額分さげて、みなし残業代を手当として支給するようにします。
会社側は、20時間分の残業代を支払う金額で40時間分の労働をさせることになりますので、会社側の戦略にハメられていることがあるのです…
このような条件の会社で働くこと事態がデメリットなのです。
この残業代コミコミの会社は建材配送の業界だけではなく、他の業種でも同じようにみなし残業制を取り入れている給料体制が一般的になってきています。
建材配送に向いてる人と向いてない人と必要な免許と月収
- 未経験でも応募可能な求人
- 準中型自動車免許に注意する
- ドライバーによっての収入の違い
- 建材配送ドライバーに向いている人・向いていない人
未経験でも応募可能な求人
建材配送は1.5tくらいのトラックでの配送がメインですので、マニュアルのトラックの運転ができるようになれば、あとは仕事をしながら配達先や、建築資材の名前をおぼえていくようになりますね。
トラックの運転ができて、フォークリフトの資格をもっていれば、未経験でも即戦力として活躍できるでしょう。
現在では、マニュアル車だけではなくオートマ車を所有している会社もありますので、オートマ限定の免許の人でも問題なくドライバーになることができます。
準中型自動車免許に注意する
準中型免許には注意が必要です。
なぜなら、2025年現在の25歳以下あたりの人で、普通免許を高校卒業前に18歳で免許を取得した人が、準中型の車両を運転できないことで無免許運転の交通違反の対象になるからです。
2017年3月12日の道路交通法改正で新設されて、
車両総重量3.5トン以上7.5トン未満、最大積載量2トン以上4.5トン未満の自動車を運転できる免許です。
以前の普通免許では運転できていた2tトラックが、2017年3月12日以降に普通免許を取得した人は、運転できなくなってしまったのです…現在普通免許で運転できるのは3.5トン未満の車です。
ここに大きな落とし穴があるのです!車種により総重量3.5tに満たない1.5tトラックの平ボディは運転することができるのに、ディーゼルエンジンから排出される排気ガスの微粒子状物質(PM)を捕集・除去する機能がついているトラックでは、車両総重量3.5tをわずかに超えているのです…
処分は無免許運転ですから赤切符+罰金です。
遊び盛りの20代の若者が、2年間車の運転ができなくなり、普通自動車免許を再取得となってしまうのです…若者は社会経験も少なく、わからないことだらけです。
会社の指示で「○○にこれを運んできて」と、日常的に仕事をこなしてきた日々は、毎日無免許運転を繰り返していたことになります。
このようにずさんな管理の卸業者や建設業の会社はまだまだ残っているのが現状です。
2025年現在25歳の人は、運転する前にトラックの車検証の車両重量をよく確認しましょう。
そして、3.5t以上の車両重量があれば、普通免許では無免許運転になることを会社に伝え、普通自動車免許で運転できる車両へ交換してもらうようにしましょう。
ドライバーによっての収入の違い
トラックドライバーの物流業界の仕事はなくてはならない仕事ですので、安定した業界です。
ハローワーク求人による地方の求人をもとに平均的な数値を算出しました。
| 自動車免許 | 資格 | 残業時間 | 基本給+手当 |
普通自動車免許 | 運転免許のみ | 定時 | 15~20万円 |
| フォークリフト | 残業~20h | 20~25万円 | |
| 準中型(4.5t未満) | 運転免許のみ | 定時 | 15~20万円 |
| フォークリフト | 残業~20h | 18~30万円 | |
| 中型(6.5t未満) | 運転免許のみ | 定時 | 18~30万円 |
| フォークリフト | 残業~40h | 23~30万円 | |
| 大型(最大積載6.5t以上) | 運転免許のみ | 定時 | 20~28万円 |
| フォークリフト・移動式クレーン | 残業~20h | 20~35万円 | |
| 移動式クレーン・車両系 | 残業~40h | 25~40万円 | |
| 牽引 | 乙種危険物取扱者 | 残業~20h | 28~50万円 |
| フォークリフト・移動式クレーン | 残業~60h | 28~45万円 | |
| 車両系建設機械 | 残業~40h | 30~50万円 |
建材以外にも、建設用重機の配送や燃料の配送などと、幅広く建設業に関わる配送ドライバーの仕事はあります。
運転をするのが好きで、将来の体力的なことを考えるのならば、重量物を手積み手下ろしをしないドライバーを考えて、免許や資格の取得をして、大型牽引トラックのドライバーへステップアップを考えるのもよいのでしょう。
建材配送ドライバーに向いている人・向いていない人
ここまで読み進めてくると、建材配送のの仕事内容を知ることができて、メリットと思えることやデメリットと思えることもあり、建材配送の仕事が向いているのか?向いていないのか?がわかってきたのではないでしょうか?
メリット・デメリットを再確認して、建材配送の仕事へ転職することをイメージしてみましょう。
建材配送ドライバーの仕事に向いてる人
- 長時間のトラック運転が苦ではない人。
- 30㎏くらいまでなら運搬することが苦にならない人。
- 現場の職人さんや営業マンとのコミュニケーションがとれる人。
- 運転しているときは、タバコ・ジュースOKでひとりが好きな人。
- 伝票と物の型番が一致していることを確認できる人。
- 責任感があって欠勤しない人。
建築資材配送は個人の感覚で、ツライと思う人と普通にこなす人にわかれます。
覚えることは、比較的に単純ですのすので、伝票の書き方や運ぶものに慣れていくことで商品を覚えていきます。
荷物の縛りかたや荷崩れしない積み方など、あたりまえのことしか覚えることはないですね。
建材配送ドライバーの仕事に向いていない人
- 少しのコミュニケーションも嫌な人。
- 運転が嫌いな人。
- 25㎏の物でも重くて運べない人。
- よく欠勤する人。
このような人は建材配送ドライバーに限らず、ドライバーに不向きかも?と感じます。
ですが、荷物の配送はやりたくないけど、介護老人ホームやタクシードライバーのように、人を送迎することが好きな人もいます。
人によって得意なことがありますので、必ずしもドライバーの仕事に向いていないわけではありません。
その他のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 独りになれる 好きなラジオや音楽・YouTube・オーディオブックを聴きながら仕事ができる 運転中タバコを吸える コーヒーやジュース・お菓子を食べることができる 休憩したいときにコンビニやパーキングエリアなどの好きな駐車場で休憩できる 少し重いものを運ぶことで筋トレになる 職人さんと仲良くなれる ルート配送などの単純作業 建築資材の知識がつく 新築や店舗など、完成したときに達成感がある | 独りで仕事をすることが寂しい 運転中に眠くなることがある 重い荷物を運ぶことがある 荷物が多くても、現場で誰も手伝ってくれない 毎日同じ取引先への単純作業が辛い 好きでもない建築資材を覚えさせられる 取引先や職人・現場監督と話をしたくない 雨の日の配送で濡れる・荷物が濡れる 交通事故・違反 商品を壊してしまう物損事故 車両・トラックの故障トラブル トイレをがまんすることがある |
人によってはメリットと思えることも、他の人にはデメリットとなることもあります。
まとめ
建築資材の配送ドライバーの仕事が、どのような内容なのかが理解できたでしょうか?
配送する資材はさまざまで、卸業者であれば、家を建てる建材すべてを扱っている卸業者さんもあります。
地場のルート配送や、専門職に特化した配送業務がありましたね。
建築資材の配送は大変そうと感じたかもしれませんが、3~6ヵ月もすれば慣れてしまって楽に感じて「天職かも‼」と思われる人もいます。
建材配送の仕事に興味をもって、楽しそう!向いてるかも?と思われたなら幸いです。
あなたのが今、職場で辛い思いをしていて人間関係に疲れてしまっているのでれば、転職を1つの手段と考えることもよいでしょう。
あなたの人生がより良くなることを応援しています。
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